ときに【Midjourney】(ミッドジャーニー)のライバルとしてあつかわれることもある画像生成AIのお絵描き道具【BlueWillow】(ブルーウィロー)で、ふたたび遊んでみました。
アートっぽいイラストよりも、3Dアニメっぽい感じのクッキリ画風が得意のようです。
不得意なところは、他のほとんどの画像生成AIプログラムとおなじく、腕と足と手指と足先でしょうか。
AIはヒトの四肢を描くのがほんとうに苦手みたいです。
片手の指が6本で、もういっぽうが7本になったりします。
5本よりも少なくなることはめったにありません。
腕が3本になったり、足とひとつに溶けあったり、ひじから先がなかったり、手首が奇妙な形にねじれていたりもします。
完全無料で使用時間制限なし、という(いまのところは)夢のようなプログラムがBlueWillowです。
どんな『呪文』(プロンプト)を書いたらどんな絵が生成されるのかをためしてみるのには最適なプログラムかもしれません。
遊びはじめたころは【PromptHero】から学ぼうとしたこともありました。けれども、現存するアーティストの名前やブランド名が使われているものが多く、うしろめたい気持ちを抱いてしまったので、だったら、まずは自分でシンプルな『呪文』を書いてみて、そこからすこしずつ足したり引いたりするほうが、いろいろと勉強になるのではないかとおもって『Midjourney(ミッドジャーニー)でわたしのAI画像展』をきっかけに、わたしの『呪文』によって生成された画像を掲載しはじめました。
さて、そのミッドジャーニーなのですけれど、たとえば「一千光年の孤独」みたいな詩的で抽象的な『呪文』を書いても、わたしたち人間ではとても把握することのできない巨大で複雑な資料群(Big Date)のなかから、さまざまな計算をほどこして、人間の目にはアートっぽく(artistic)感じられる結果を出力してくれます。
しかも、その結果にあまりそつがないのです。
どれもこれもよくできています。それ「らしい」ものを生成してくれます。
特にアートっぽいものを作るのが得意のようです。
べつの見方をすれば、ほとんど無理強いみたいな感じで、「ほら、きみの書いたプロンプトだったら、とうぜんこういう絵じゃなきゃダメだよね」と言われているかのような計算結果だったように記憶しています。
それにくらべるとブルーウィローはなかなか思い通りにはいきません。わたしの場合はそうでした。はじめた最初のころは、ほんとうにガッカリするような結果になることのほうが多かったようにおもいます。思い描いていたような画像とはまるでちがうものが出力されてなんどもため息をついてしまいました。
それだけに手なずける楽しみがあります。『呪文』をなんども練りなおして、ようやく自分の思い描いていたものに近い画像があらわれたときには、ほんとうにうれしくなります。
【備考】
AIに画像を生成させるための「プロンプト」を書くにあたり、人名はいっさい使っていません。
ここでいう人名とは、画家、イラストレータ、建築家、各種のアーティストやデザイナ、漫画家、アニメ作家、アニメ制作会社や陶芸家などの名称にくわえて、映画監督や俳優やミュージシャンや著名人、そして一般人をふくめた、ネット上にデジタル化した画像(セルフィーなどの写真をふくむ)をアップロードしているであろう方たちすべてがふくまれます。
また、現在のネット上に画像としてアップロードされている、あらゆる種類のプロダクトの作り手およびメーカーやブランドの名称(ポルシェ、Honda、ナイキ、VANS、アップル、シャネル、アンダーアーマー、資生堂、H&M、バレンシアガなど)についても同様に使用していませんし、これから先も使うことはありません。
なお、絵画や芸術における流派(たとえば、印象派、ダダイズム、シュールレアリズム、未来派、ポップアート、コンセプチュアルアートなど)およびサイエンス・フィクションにおけるサブジャンル(たとえば、スティームパンクやサイバーパンクなど)については使用されていますし、これから先も使用する可能性はあります。
[Note]
When writing a "prompt" for AI to generate an image, no names of individuals are used.
By "names" here, it includes not only the names of artists, illustrators, architects, various artists and designers, cartoonists, anime creators, anime production companies, potters, etc., but also all individuals who have uploaded digitally converted images (including photos such as selfies) on the internet, including film directors, actors, musicians, celebrities, and the general public.
Additionally, names of makers, manufacturers, and brands of all types of products uploaded as images on the current internet (such as Porsche, Honda, Nike, VANS, Apple, Chanel, Under Armour, Shiseido, H&M, Balenciaga, etc.) are not used, nor will they be used in the future.
However, the names of artistic genres (such as Impressionism, Dadaism, Surrealism, Futurism, Pop Art, Conceptual Art, etc.) and of subgenres in science fiction (such as Steampunk and Cyberpunk) are currently being used and may be used in the future.
無断引用および無断転載はお断りいたします
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